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住 所 |
山形市霞城町1-1 |
撮 影 |
2016/07/08 |
歴 史 |
山形城は延文元年(1356年)斯波兼頼により、創建されたと伝えられている。現在の山形城跡は、文禄年間(1592〜1595)最上義光により拡張され、鳥居忠政の時代(1622〜1628年)に、ほぼ現在の形に整えられた。昭和61年5月、二ノ丸堀から内側の地域が、近世初期の面影をとどめている全国有数規模の近世城郭として国の史跡に指定された。山形城の石垣は、市街地を流れる馬見ヶ崎まみがさき川の玉石(安山岩)を用い、割肌を表面に見せる野石積みで日本でも類を見ない優美で堅固な石垣である。
二ノ丸東大手門は山形城の正門である。枡形ますがたの南北両側に多門櫓たもんやぐらを持つ独特な形式の枡形門で、江戸城の諸門に匹敵する規模をもつ。
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建 物 |
現在の建物は、幕末の城絵図や明治時代初期の写真等を参考にして、日本古来の建築様式で復原され平成3年3月に竣工した。工期45ヶ月工費11億円余。
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文指定 |
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コメント |
二の丸東大手門から見る左右に建てられた櫓の容姿が美しい。門をくぐると一段と高くなり広い中庭に出る、そこには最上義光の銅像がデーンと立っている。櫓内部は木造で復元された時代を感じさせる建物。
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