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住 所 |
埼玉県加須市根古屋 |
撮 影 |
2016/08/21 |
歴 史 |
騎西城は、いつ誰の手による築城かは不明だが、康正元年(1455)上杉・長尾・庁鼻和氏等が守る城を、古河公方足利成氏が攻略したのが所見である。
永禄六年(1563)には、小田助三郎が守る騎西城を上杉輝虎(謙信)が攻め落としている。徳川家康が関東に入った天正十八年(1590)松平康重が二万石で城主になる。康重は大英寺(騎西)を開基し保寧寺(日出安)に寺領を与えている。
その後、大久保忠常・忠職父子が城主となり玉敷神社を現在地に遷座するなど城下町騎西の再編を行った寛永九年(1632)忠職の美濃の国加納城(岐阜県岐阜市)移封に伴い騎西城は廃城となった。 騎西城跡案内板より
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建 物 |
かつてこの近くに騎西城があったことから天守閣をもつ三層の建物として復元されましたが史実には周囲に土塁や堀をめぐらした平屋建ての城だったようです。なお、開館は4月下旬から5月上旬と11月上旬の期間に文化祭時のみとある。
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文指定 |
郷土史料展示室
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コメント |
平地の立てられている騎西城、西側には堀もありちょうど蓮の花が咲いていた。
三層の建物は街中では異様に感じる。他にも平地の城はあるが狭い土地に建っている感じを受けたのが原因か。加須市(騎西地域)に存在していたお城を旧騎西町が町制20周年を記念して郷土史料展示室として1975年に建築。
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