歴 史 |
土浦城は小田氏配下の菅谷氏の居城として知られています。1590年(天正18年)豊臣秀吉の小田原征伐の際に菅谷範政は北条氏と結んだため、佐竹氏や徳川家康の軍勢に攻められ、主君小田氏とともに滅亡しました。
関東に入った徳川家康は土浦を次男で結城氏に養子入りした結城秀康に与えられ、秀康
が北ノ庄に移ると、藤井松平家の松平信一が入りました。信一とその子の信吉が、現在の城のおよその形を作ったと考えられています。 その後、西尾氏、朽木氏、土屋氏と城主が入れ替わりましたが、1687年(貞享4年)に土屋政直が入封して以降は土屋氏が11代、約200年間世襲して明治維新を迎えました。
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